スーパー白鳥13号運行記録3

このブログは超ぐうたらワンマン運転士の日常(もはや気が向いたら、という気もw)を書いたブログです。はてなダイアリーで公開していた運行記録2が今年の春になくなるため、新たに作成しました。2005年11月4日…「運行記録2」暫定開業/2005年11月14日…「運行記録2」本格開業/2019年1月13日「運行記録3」移行開業

AKB49総括12〜名言集6・総選挙後〜海外編〜

 ということでとうとうこのシリーズも最終回になりました。いったいどのくらい出てくるのかな、と(笑)
 ちなみに29巻に収録される予定の分も一応入れておきます*1
 いつものように解説は後日で。


119 浦川はAKBの爆弾です。表沙汰になればAKBだってどうなるかわからない。だからもし寛子がAKBのセンターになったら、お世話になったAKBのためにも、僕はAKBを辞めます。(浦山実/215話)
 みのりから戻った実が、秋元康に2つの約束をした。1つは吉永寛子が自力でセンターの座を獲れるように「自分が上だったら自分がセンターの曲を書いてほしい」と約束を変えたことであったが、同時にもう1つ、寛子がセンターになったのを見届けた上で、自分もAKBから身を引く覚悟を示す。それはみのりがAKBを大切に思っているからであり、だからこそみのりを引かせるタイミングを計っていたのだ。


120 寛子、私ね、AKBを卒業しようと思うんだ。勝手だけど、寛子には泣かないで見送って欲しい、会うことは難しくなってもメールならいつでもできるし、離れ離れになってもピンチがあれば助けるから。アイドルじゃなくなっても私の気持ちは変わらないから。ずっとずっと応援してるから、寛子のこと!浦川みのり/218話)
121 みのりの告白まで聞けちゃって、ほんといい旅だったなーっ!「AKBから浦川みのりが抜ける」こんなピンチ他にないよ。こんなピンチに笑えたら、私はいつでも笑っていられると思わない?誰が抜けてもAKBは強い、それを私が証明しなきゃ。(吉永寛子/218話)
 みのりは自分が卒業するタイミングをどう寛子に切り出していいのかわからないまま、たった2人きりで無人島での一夜を過ごすことになる。寛子は最初こそみのりの告白に対して何とか告白されるのを誤魔化そうとしていたが、逃げていてはだめだとばかり、みのりに後ろから抱いてほしいと頼む。さすがに逡巡するみのりだったが、寛子の小さい体を見ているうちにやはり自分は寛子のことが好きだと改めて感じ、寛子のために卒業を切り出す。
 一方寛子は実はみのりがAKBを卒業しようとしていることは察知していた。それがあって最初は逃げていたが、それでは結局いつまでたっても話が進まないと覚悟を決めてみのりの話を聞くことにする。そしてみのりから卒業の話を切り出された時、寛子はこういう時こそ笑ってみのりの卒業を聞くことが出来たら、どんな時でも笑っていられる、そう考えてみのりの話を聞いていられたのだ。そして「一生分のアイドルパワー充電完了」とおどけてみせる。その笑顔を見て、「浦川みのり」の役目は終わった、そう改めて感じる実だった。


122 私はAKBを卒業します。(卒業を決意した理由を聞かれて)吉永寛子が8位に選ばれた瞬間です。私は「総選挙で浦川と吉永、2人に負けたらAKBを卒業する」そう約束しました。その約束を守りAKBを卒業する、「女のケジメ」です。大島優子/221話)
 実は妹の雅希に自宅に押し掛けられ、女物の服やAKBグッズを見られて「ヒモなんて最低」と言われ、仕事をするならバイト先紹介するから帰って来い、と言われて、その方がいいか、と考え始める。しかしそんな中大島優子の緊急記者会見が始まり、優子が急きょAKBを卒業することを表明する。その理由を聞かれた時、8位に吉永寛子が入ったから、と答えた。
 実はまずみのりから前田敦子に宣戦布告をして、それを引き継いだ優子はみのり相手に卒業を賭けて勝負をしてきたが、途中で寛子も宣戦布告をしてきたため、優子は「みのりと寛子の2人を相手」に戦うことを決めたのだった。そして9位浦川みのり87005票と8位吉永寛子の88681票の合計175686票に対し、自分の得票が175176票と510票負けたため、約束通りAKBを卒業し、みのりと寛子にその後のAKBを任せることを決断する。
 でもこの説明だと、8位吉永寛子の得票が発表された時点で自分の得票数がわかっていて、そこで負けたから卒業を決めた、となるのだが、自分の得票数はわかっているのかw


123 分かっているさ、お前は「浦川みのり」ではなく、「浦山実」。その上で改めて頼みたい。それ(20歳の卒業生誕祭)までの1年半、AKBのセンターとして頑張ってほしい。秋元康/223話)
 そして32ndシングルのセンター曲は指原莉乃の「恋するフォーチュンクッキー」ではなく、吉永寛子がセンターの曲になったが、実は寛子はみのりと秋元康がした約束を盾に、自分がセンターの曲ではなく、自分「とみのり」がセンターの曲を書くようお願いをする。みのりの場合は自分がセンターの座を放棄するからそれでは失礼と寛子は怒ったが、逆に寛子の主張自体は寛子自身もセンターとして残るのだから問題はないということである。と同時にそれは卒業した大島優子の想いでもあった。
 その上で、秋元康は「浦山実」として、あえてAKB第3代センターにみのりを指名する。おそらく秋元康の頭の中では、寛子をセンターにいきなり据えるのは難しいと感じ、みのりをセンターとしてクッションを置いておき、寛子をセンターに相応しい存在に育て上げる、それまでに1年の時間を考えていたのだ。実際にはみのりが第3代センターを銘打っておきながらアメリカに進出したため、寛子をセンターにするなどの「試行錯誤」によって寛子をセンターに育て上げていったのだ。


124 あるところにマラソンをしている2匹の亀がいました。2匹はいつも一緒、辛い時も苦しい時も支えあってきました。そんな中、なんと1匹の亀がケガをしました。ゴールは間近です。さてもう1匹の亀が取るべき行動は?(吉永寛子/223話)
 ちなみに選択肢は「1番 見捨ててゴールする、2番 肩を貸して一緒にゴールする」の2択で、寛子は正解は「2番」と答える。
 確かに寛子は自分がセンターになる資格を自分で獲得できた。でもそれができたのは、他ならぬ自分をみのりが引っ張ってきたからであるのは間違いなく、だからこそ、自分一人がセンターを務めるのは潔くない。それに親友だからこそ、一緒にセンターを張りたい、そう感じたのだ。
 結局のところみのりのセンター曲は、途中で拉致られる形でアメリカ進出を果たしたため、寛子とのWセンター曲「ハニー・ミルク・ラテ」1曲だけになってしまう。


125 騒がねーか?「センター」と聞いて、お前の中の「アイドル」が大島優子/224話)
 みのりが自分の卒業を表明した後に、自分が卒業してセンターをみのりに譲るという形になったため、みのりが切れて優子を罵る。
 しかし優子は、私に遠慮することはない。私は『みのりと寛子がセンターになること』が今のAKBのためになると考えたからそうした、と語る。そして自分の中でアイドルとして活躍した中で体験したことの積み重ねがお前の中にあるんじゃないか、と言って、上の言葉を語る。それを聞いたみのりは一転してセンターになることを受け入れて、自分の1年半後の卒業生誕祭まで自分がセンターを務めることを宣言する。


126 バカだな、私。こんなに愛されてるみのりが悪い人のワケない(吉永寛子/229話)
 みのりが拉致される直前、みのりは寛子の家に行き、仮眠を取ろうとしていた。しかし寛子が飼い出した「K太」という犬がみのりが男だと判断して襲い掛かったために結局みのりは眠らないまま寛子の家を後にするが、この時「実」用の携帯を寛子の家に置き忘れてしまう。
 その携帯に「雅希」から電話がかかり、寛子は焦って電話に出てしまう。寛子が出たとは知らない雅希は実に向かってのつもりで「あんたのやってることは人として最低の行い、大犯罪ですから!」と言われて真っ青になってしまう*2。寛子はみのりの素性を知らないのに気付いて不安に感じ、一時は高橋みなみに相談しようとするが、ステージに立った時にみのりを応援するファンの声を聞いて、寛子が持っていたそれまでの不安が一気に吹き飛んだ。
 もっともその後寛子だと判明した上でかかってきた雅希から「付き合ってるなら別れた方がいい」と言われ、さらに凹む寛子であったw


127 神様が「行くな?」って? そんなわけあるハズない! 神様と私で満場一致!(吉永寛子/230話)
 実の携帯を寛子の家に置き忘れたみのりは、実の携帯を取り戻すために東京にいったん帰国する。しかしリミットは未明の1時、それまでに戻れない場合は諦めるといわれる。
 しかしそういうときに限って寛子は現れない。また寛子には「みのり」の携帯と思われている以上、電話で連絡することもできない。あちこち探すが結局寛子に会えないまま、リミット30分前になったところで劇場前にいた寛子と出会う。寛子から携帯を返してもらう*3が、もう間に合わない、神様がここに残れと言っているんだと諦めているみのりに寛子は「タクシーを飛ばせばまだまだ間に合う」と言って「みのりが勝ったら行く、私が勝ったら残る」とみのりとじゃんけんをして、みのりが勝つ。
 そして寛子はせっかく世界進出の足掛かりを掴んでいるから、とみのりをタクシーに送り込んむ。みのりは寛子の気持ちに「ありがとう、寛子」と声をかけるが、本当の寛子はみのりと一緒にいたかったようで、みのりが消えた後泣くのをこらえていた。


128 うめぇ、うめぇよ、寛子浦川みのり/231話)
 みのりと別れて1年、みのりは世界的スターアフロディーテの妹分として世界デビューを果たす。一方寛子も35thシングルでは初の単独センターも務め、春には朝の情報番組のメインキャスターも務めるようになるなど、AKB内でも確固たる地位を占めるようになってきた。
 しかしみのりが帰国してくる当日、みのりのために弁当を用意してきた寛子だったが、世界的スターが私の手作り弁当を喜んで食べるわけないじゃん、と落ち込んで非常階段で自分で食べようとするところで、逆に非常階段を登ってきたみのりにバッタリと会う。みのりはパニックを避けるために非常階段から入れてもらったと語るが、逆にみのりに弁当のことを聞かれた寛子は、「こんな味も恋しいだろうな、と作ってきたんだけど」とケータリングの豪華さに半分諦めの表情で苦笑いしながら答えるが、寛子の手作りと聞いたみのりは寛子から弁当を奪い取ると、一目散に寛子の弁当を食べてこう語る。
 寛子はそれを見て、世界的なスターに見えたみのりも、あくまでも「AKB48の」浦川みのりだと気がついて、ホッとするのであった。
 もっとも実的には好きな女の子の手作り弁当なんてそれこそ誰でも食べたいものなんでしょうけどねw


129 AKBの番組に来たからには、AKBのルールに従ってもらいます!浦川みのり/232話)
 アフロディーテの友人であるラウル・ゴールドマンがAKBの番組に出るが、この男が実(じつ)は大の女たらしで、たまたまぶつかった寛子をナンパし、挙句収録を途中で中断して寛子とデートに行こうとする。それを見て怒りの表情になったみのりは、あえてラウルに膝カックンをした上で、オスカー俳優だろうが何だろうが、30分の番組で20分で帰るなんてプロ失格と詰め寄ったうえで、上の言葉を英語でラウルに語る。寛子からは助けてもらった上に「カッコよかったよ、みのりの英語」とみのりをほめるが、同時に寛子をロックオンしていたはずのラウルの標的がみのりに変わってしまいみのりはこの後難渋する。最終的には本人の前であえて男だとばらした上で、出来ればあと3か月(卒業生誕祭)までは内緒にしてほしい、と語ることになる。どうして秘密を僕に言うのか、と聞いたラウルに「これ以上嘘はつけなかった。これが僕ができる精一杯の誠意です」と語る。


130 私の夢は恩返しなんです。いつも支えてくれる仲間たちや、応援してくれるファンのため、お世話になったAKB48に関わる全ての人のために。浦川みのり/237話)
 ラウルとの一件でみのり(実)の誠実さを知ったラウルは、次回作のヒロインへのオーディションに参加しないかと勧める。世界的知名度のある君ならと推薦を製作サイドは認めてくれた上、オーディション合格者はヒロインが歌を歌うことになるということで、みのりはAKBを世界に知らしめるチャンスとそれを受諾する。
 それに対して12期生メンバーはすごいことだと目を輝かせるが、寛子の「ゴメンね、何もしてあげられなくて」と謝るのに対して、みのりは逆に「自分のいないAKBで寛子やみんなが頑張ってくれているし、あの時寛子が背中を押してくれたから今の私がある」と擁護する。そして寛子は自分なりにまとめた資料と「お守り」を私、今のみのりには2人分の願い事が必要だから、と語る。*4
 一方最強のライバルと目されるエレーナが実は岡部愛だと気づいたみのりと気づく。しかし岡部は自分の経歴を他人に喋るなと言明して、あくまでもエレーナとして臨む意向を示す。
 そんな中、1次予選を最下位*5を通過したみのりはヒロインになったらどうする? と聞かれ、上のように答える。それに対してエレーナは優等生的な答えをするが、結果として優等生的な答えをしたエレーナ(岡部愛)と自分がAKBのために恩返しをしようと答えたみのりの2人だけが最終予選に残ることになる。実(じつ)はヒロインは主人公のために歌い続ける設定であり、岡部はそれに気づいて優等生的発言をしたのに対し、そもそも「吉永寛子のために」女装したみのりは私利私欲ではなく、あくまでも「寛子のため、AKBのため」に動ける地がその設定に適していたのであった。


131 あいつ隠してたんです。AKBのこと。私は許せません。私は胸を張って言える。「AKB48」の浦川みのりとして、岡部をぶっ潰してきます!浦川みのり/239話)
 みのりが秋元康の事務所に偶然出会った高橋みなみとお邪魔すると、秋元康のところにアフロディーテが来ていた。実はアフロディーテは岡部愛の母親である岡部蘭で、娘がお世話になったAKBのために蘭を贈っていたのである。最初は娘のために、そして今は「妹」のみのりのために。
 みのりはエレーナが岡部愛だと打ち明け、高橋みなみがびっくりする中、最終予選に残ったのが自分と岡部だけだとも伝えるが、それにしては冴えない表情をしているのに気付いた秋元康が聞くと、みのりは「岡部はAKBにいたことを隠している」と語る。最初は「それが事務所の方針」と語る高橋みなみも、「確かぬ隠したくなる失敗も、情けない失敗も山ほどした、しかし研究生時代に舐めた辛酸や、正規に昇格してからの苦労、それらすべてがあるから今の私がある、たかみなさんも、優子さんも、前田さんも、私もお世話になったAKBの時代をなかったことにするなんて、バカにされてる気がする」そう語り、自分はAKBの代表として岡部をぶっ潰しにいくと宣言する。
 それを聞いた高橋みなみは、最終予選を前にみのりにメールを送り、AKBを代表してみのりにエールを贈る。高橋みなみは卒業を表明しながらも、最後までAKBのために頑張ろうとするみのりを誇らしく思っていたのだ。


132 14015。これだけの人を裏切った、お前に負ける気がしねぇ!浦川みのり/242話)
 最終予選の初日、子供(トム)相手に共同生活を送る事になったみのりとエレーナ。みのりは秋元康と違い、やることが分かっているならそれを単純にやるだけ、ど割り切るが、エレーナはトムを仲間に引き込んで、相手をバカにすることで仲間意識を植え付けようとした。
 その様子を見たみのりは、「お前、負けるよ」と岡部に一言。「何それ、ひがみ?」と言われたみのりは「哀れみさ、可哀相なんだ、お前が」と言い放ち、「私は学んだ、AKBで。『真心』こそが相手の『真心』に届くと。厚化粧した『嘘っぱちアイドル』なんて、その時は売れてもそのうち馬脚を露す」と岡部を怒らせる。実(じつ)はトムは超一流のスカウトマンで、彼は正直に自分に向かい合ったみのりに票を入れ続ける。
 そして挽回が不能になった岡部は、同点にするためにトムに残り5票を最終日のステージで入れさせてほしいと懇願する。当然現時点で優勢なみのりの意向を無視はできないが、みのりもその意見に賛成する。みのりが賛成したことに感謝の気持ちは示さない、そう言った岡部にみのりは速報時点で岡部に投じた票数を言って、大島優子は最後までお前の卒業を許さなかった。それは、岡部がセンターになることを信じて入れてくれた14015の想いを踏みにじったことを許せなかったし、それは自分も同じだ。その想いがない限り、お前に勝ち目はない、そうみのりは岡部に宣言したのだ。


133 AKBを代表して言わせてもらう。みのり、AKBに入ってくれてありがとう。最後まであなたらしくいけ!高橋みなみ/244話)
 最終予選の最終日、エレーナのステージが行われ、そのステージのすごさにトムが残っていた5票をすべて投じて7対7の同点に追いつく。しかしみのりのステージが残っている。そのステージが始まる直前、アフロディーテがワイヤーアクションの事故で意識不明の重体に陥ったとのニュースが流れる。みのりは自分を世界デビューさせてくれた恩人のトラブルにいてもたってもいられなくなるが、同時にアフロディーテが岡部愛の母親だと気づき、岡部が青ざめた表情をしているのに気付くと、自分が何をしなければいけないかを察知する。そしてそれがAKBの夢を潰すかもしれないことを。
 そこでみのりは高橋みなみに電話をし、「私、負けるかもしれない。AKBのために勝たなきゃって思うけど、その前にどうしてもやらなければいけないことがあって… ごめんなさい、最後の最後まで恩知らずな後輩で」と泣いて謝る。
 それに対して高橋みなみは「あなたが好き」と言って上で、「みのりが好きなのは、『自分が信じた道』を行くから。それには理由があって、それが正しいと思うから、そうやって道を切り拓いてきたんだろ。みのりがみのりらしくいるだけで、AKBは元気をもらってきた」と語り、あえてみのりに自分の思う通りに進むよう命令する。
 そしてみのりはオーディションを棄権し、エレーナを担ぎ上げて、アフロディーテの入院する病院に連れていく。
 岡部は何で連れていくのか、と怒りの表情になるが、みのりはお前が必ず一人で売れるようになるから、影で見守っているからというメッセージを込めて胡蝶蘭を贈っていたといい、みのりに失礼なことをしたのに、と岡部が語ると、お前はAKBの仲間だから、目の前の一人を幸せにするって言っちゃったからな、と語り、めっちゃ良かったよ、お前のステージ、と褒める。
 そしてエレーナはアフロディーテに会うが、アフロディーテに門前払いにされる。しかし、「日本の娘」にいいステージだった、でもまだまだね、と伝えるように、と頼むと、それを聞いたエレーナの表情が真剣なものになる。
 そして戻ってきた岡部はみのりに「もっともっと頑張って売れてやるんだ」と言った後、急に笑い出し、「あなたには負けたわ」と敗北宣言をする。そしてそこにトムと監督が来て、「合格者は浦川みのり」という。「オーディションを棄権した自分に資格はないはずでは」とみのりが聞くと、「オーディションの真の審査員はトムではない、『対戦相手』だ」と語り、その対戦相手をファンにしてしまったみのりに決まりだと答える。みのりにしてみればAKBに恩返しができたことに喜ぶが、一方でこの時に起きたことが原因で、卒業生誕祭を前にトラブルが勃発する。


 すみません、ここまでで長くなってしまいましたので、卒業生誕祭編は独立させてアップします。

*1:と書いていますが、結局卒業公演編を別に切り離しました。

*2:一方雅希は雅希で、寛子が応対に出たのに気付いて、実とアイドルの寛子が同棲していると勘違いしてしまうw

*3:その際雅希からいろいろと誤解を受けるw

*4:ちなみにこの時寛子が渡したのは本来みのりが持っていたお守り。公開ビンタのあとの夜に、みのりが自分の願い事である「寛子がAKBのセンターになれるように」が叶えられるように、寛子に託す形で寛子の荷物の奥にしまい込んだ

*5:本当は合格者32人中31番目。しかし32番目のレデシーは実は受験者に紛れ込んだ審査員だった