久しぶりに生存確認として書いておかないとねw
一応某所ではきちんと生存していると分かるのですがw
で、「AKB49〜恋愛禁止条例〜」もそろそろ佳境を迎えてきましたので、少しは時間も取れることだし、ちょっと書いてみようかなと。
（これまでのあらすじ）
アメリカで岡部愛と対決をする浦川みのりだが、愛の母親であるアフロディーテ（岡部蘭）が事故に遭ったことを聞いたみのりは、愛を連れてアフロディーテの入った病院に向かう。アフロディーテにあっさりと突き返される愛は、みのりに自分の思いをぶちまけた後で「あなたには負けた」と笑い出す。それを受けて、最も難しい観客である「ライバル」を味方につけたという理由でみのりをオーディションの合格者と認める。
しかしその際に転んでカツラが落ちたところをまたもや週刊宝春の阿部に抜かれてしまう。
みのり卒業公演に向けて誰もが一生懸命頑張る中、みのりは元ラージヘッドレコード社長の城ヶ埼に写真を送られて「卒業公演を欠席しろ」と脅迫され、阿部もかつて博多で実との密会スキャンダルを抜いた吉永寛子に「浦川みのりは卒業公演には現れない」と言い放つ。
本人の調子に精彩を欠くようになった中、卒業公演当日に遅刻したみのりはフラフラになり、もはや生気のない表情で現れる。みんながみのりを見て唖然とする中、そんなみのりを寛子は強く抱きしめて、「みのりは強いね、もう絶対にみのりを悪く言わせないから」と宣言する。
しかしリハが終わったところで城ヶ埼からの電話が入り、「お前の存在がＡＫＢを潰す」と強く脅し、みのりは手紙とお守りを戸賀崎に預けて会場から消えてしまう。
一方兄の実をＡＫＢオタクだと信じきっている妹の雅希は実と一緒にみのり卒業公演を見ようと管理人に鍵を開けてもらい、みのりの部屋に入る。そこでみのりが実の変装であることを示す写真を見つけて愕然とする。
みのりが消えたと知って慌てて探すが見当たらない。１万円公演の最終日で熱を出して倒れた寛子を看護しに抜けた前科を知っている春子は戻ってくるよと笑顔を見せるが、ステージの大切さを知っているみのりがファンの目をかいくぐってまで抜けるのは、もう公演を出る気がないのではと考える千絵と口論を始める。それを制した宮澤佐江が「卒業公演をすっぽかすのはみんなを裏切る行為、もうみのりとは会えないのでは」と呟く。それを１人、寛子だけが「みのりは絶対に来る」と言い切るが、自分がかけてもつながらない電話の呼び出し音を聞いているうちにとうとう泣き出してしまう。
そんな中、楽屋に「浦川の妹」と称して雅希が写真を持って乱入して来る。自己紹介で「浦山雅希」と言った女性を「みのりの携帯に出ていた、声も同じ」と寛子が証言してみのりの妹だと判明するが、苗字が違うのに気付いたメンバーが問い詰めると、「みんなは『お兄ちゃん』の事を知っているんですか？」と聞き返す。素っ頓狂な質問を聞いたとばかりに混乱するメンバーの前に雅希が写真を差し出すが、混乱している雅希はそれ以上の事が出来ない。春子がしびれを切らして雅希から写真を奪い取るが、それがメンバーの前にぶちまけられ、メンバーも寛子もみのりが実の女装であるとバレてしまう。
（で本号のあらすじ）
ぶちまけられた写真を前に、雅希が「浦川みのりは浦山実、自分の兄です」と改めて紹介をする。
それを見聞きしたメンバーだけでなく、戸賀崎、サクラなどのスタッフもその事実を知って唖然となる。女性だけで編成しているＡＫＢに男が紛れ込んでいたことは、まさに一大スキャンダルだからだ。一時はみのりが男だと見抜きながらも男装趣味があるからと誤魔化された渡辺麻友も、改めてみのりが男だと知って呆然となる。
次の瞬間、ハチの巣をつついたように大騒ぎとなる楽屋。戸賀崎も「知るわけねーだろ」と言い放ち、高橋みなみも裏切られた思いで厳しい表情をする。そのうち小嶋陽菜が横アリの楽屋に忍び込んできたことを思い出し、ずっと騙されてきたのかと不安の表情が広がるが、それに対し柏木由紀が「私たちを騙すためだけに４年間も、（それこそ何度も自分のクビを賭けてまで）真剣に、一生懸命にできる？」と言う。
そのうち春子がブチ切れてみのりを探しに行こうとする。元レディースの総長だった春子は、同期のみのりが12期をまとめてきた過程をよく知っているだけに、「男だからって何だよ、４年間死ぬ気で頑張ってきたあいつなら、捕まったってステージに立ちたい、そう願うはずだろ？」ファンに聞こえるかもしれない中でもそう叫ばずにいられなかったのだ。
しかし、その中でもまったく動揺を見せなかった少女が一人いた。吉永寛子、さっきまでみのりは絶対来ると信じていて、でもなかなか電話がつながらずに泣き出していた少女であった。
寛子にしてみれば、みのりが実の女装だと分かった瞬間、すべてがつながった気がしたのではないかとさえ感じたのではないだろうか。
寛子にとって実は、自分のＡＫＢ入りを初めて打ち明けた同級生。そして何かと自分の事を応援してくれ、ツイッターで実がKurokamiのアカウントを使っていたと分かった時は自分が恋をした男性でもある。
そしてみのりとしては自分をアイドルとして高めてくれた存在でもあった。自分の失敗をフォローしたり、自分を牽引してくれたり、自分が自立できるように公開ビンタをして見かけ上仲の悪いふりをしたり。
そのすべてが実もみのりも徹底して自分を引き上げようとしてくれている事ばかりであった。スキャンダルの時も、実を恋してしまった自分を、このままでは寛子がダメになってしまうと実はあえて突き放してさえいる。
だからこそ、みのりがいた時も自分は安心していられた。みのりと同じベクトルを向いていれば自然とアイドルになれた。それはみのりが実の想いを詰めたキャラクターだったからである。
だからこそ、実の想いを詰めたみのりを消した週刊宝春が許せなかった。４年間も隠し通しながら卒業公演で消える可能性があることを実以外で唯一知っていた寛子が、「浦山くんは私の同級生」と断った上で、怒りに震えながら、「３日前私のところに来た、みのりの秘密を知っている、彼女は卒業公演に現れない、そう言っていた」と打ち明ける。
それを聞いて脅迫されて消えた、でも週刊宝春にばれている以上掲載をやめるわけがない、そうまた大騒ぎになるが、今度は高橋みなみが「今回の騒動でＡＫＢを巻き込まないように、じゃない？」と言い、それを聞いたみんながみのりが自分たち以上にＡＫＢを大事にしている、そう気がつく。
そんな中、最後にみのりに会った戸賀崎が、そういえば手紙をみのりから託された事を思い出して手紙を取り出す。それにみのりと自分のお守りが一緒にあるのに気付いた寛子が戸賀崎から封筒を奪い取り、中の手紙を読む。それを読んだ寛子は思わず泣き出したかと思うと、舞台衣装のまま外に飛び出してみのりを探し始める。
その手紙には「親愛なる吉永寛子、ＡＫＢメンバー、スタッフさん、そして大切なファンの方々へ」と書き出されていた。
残り11回ということで、そろそろ伏線を回収しに行っている所があるように感じるが、展開としては１万円公演と同じ流れになりそうな気がする。
違うのは劇場に残っているのはＡＫＢの主力、戻ってくるのはみのりと寛子という形になりそうなところか。
そして卒業公演を始めるが最後に12期の相棒でもある寛子とみのりが「思い出のほとんど」（もともとは前田敦子と高橋みなみの曲）を歌ったところで最後のＭＣ，そこでみのりが実は男だったとバラしてしまうのではないかと。もちろん自分でバラすという手もあるだろうけど、もしかしたらあえて寛子にカツラを取らせる演出をするかもしれない。そこでメンバーがみのりとの想い出を語り、最後に寛子がみのりとの４年間を語る、と。
そこに突如秋元康が乱入、秋元はみのりが男だったことを知っていて雇用していた*1と宣言したうえで、みのりにＡＫＢグループの役職に就くように指令を出すものと思われる。
そうして誕生日２日後に発売となる宝春砲はまたしても空砲になるw
という展開を予想しています。
