今日になって突然「GOTOトラベル」を12月28日から１月11日までの中断を政府は発表しました。
これについての私の考えを徒然なるままに。
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まず私の立場としては、GOTO自体は容認派です。地方の都市の衰退を目の当たりに見ているからこそ、地方のためにお金を落としてあげよう、そういう考え方は良いと思います。
ただしそれには条件があって、「GOTO利用者がこの利用補助の趣旨を守り、安全で快適な旅行、飲食等を行う」のが原則であり、間違ってもマスクを着用しないで飛行機や旅館でトラブルを起こすうましか者が使っていいものではないのです。*1
でも現実にはそれが守られず、または日常生活の中で守れなかった結果、気温が低くなって空気が乾燥してきたこの時期に蔓延が広がっていったわけです。
その結果、GOTOトラベルの一時停止、その措置もやむを得ないかなとは思います。
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だけど私自身は、この発表に怒りを禁じ得ませんでした。もちろん計画を立て、代金を支払った後でこういうことをされて、結局旅行の費用がさらに増えるのか、そういう怒りも正直あります。それは仕方がないです。
でも一番の怒りは、これは何のためのGOTO中断なの？ その意味が今までの流れを考えれば、あまりにも無責任極まりない所業だからです。そしてそういう政策を当たり前に繰り出す自民党が非常に許せません。
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実はGOTOトラベルやGOTOイートに関わることが事実上出来ない職業があるのをご存知ですか？
それは医療関係者です。医者、看護師だけでなく、事務職員も含めてです。
理由は「自分が院内クラスターの起点になってはいけない」からです。外部から持ち込まれるのはまだしも、自分が持ち込んでクラスター化させるのは、医療のプロとして失格だからです。だから旅行や外食のみならず、家族との団欒すら当たり前に出来ない方も少なくありません。それなのに病院が結果的に赤字だからと、給料を減らされたりボーナスカットを宣言されたりして、特に看護師を中心に離職の動きが増加しています。
その医療関係者にとって、GOTO利用者はある意味目の敵なのです。勝手にコロナ貰ってきて病院で広めるなよ、って。だから私たちは、そういった医療関係者に迷惑をかけないように、気を使って地域に金を落としましょう、それが趣旨なんですよ。
でも自民党政権は医療崩壊が起きかねないこの状況にあっても、それでもGOTOを続けようとしました。さすがに一部都市の制限はつけましたが、それはその場その場でありうる話です。
でも今日になって急遽年末年始の中断を決めました。その理由は…
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「内閣支持率が落ちたから」です。
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バカじゃないの！ 菅（すが）政権は、国民のためでなく、<b>自分達のクビが寒くなってきたから</b>です。
考えて欲しいのは、10万円給付の件。最初は一律10万円給付という話だったのが、いつの間にか条件付きでの給付に変わっていました。そして麻生財務大臣のその考えを貫き通そうとして無駄に時間を喰い、結局世論に引きずられるように一律10万円の給付に戻ったという経緯があり、GOTOも二階幹事長の肝煎りで続けようとしていたわけで。
結局自民党内閣は重鎮の顔色を伺って、国民は全く見ていないわけです。
その点、菅（かん）直人政権時に東日本大震災があり、そのときの対応で批判があった。でも菅直人さんは、「福島第一原子力発電所や被災地に直接訪れて、被災地では被災者に遅すぎる、頑張れとしか言えないのか！ と暴言を浴びせられても頭を下げて謝った」のですよ。今の菅（すが）さん、その前の安倍さんにそこまでの度量はあるのでしょうか。
いずれも国難です。予想を大きく上回る大災害です。でも何とか真摯に国民の前に立った菅直人さんと、官邸で原稿を見ながら自信無さげに発言する菅さんと、どちらが信用できるのでしょうね。少なくても菅直人さんの方がましだと考えます。
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結局、オリンピックを１年延期にしても、今の状況では意味がないように思います。祝日法を改正してまた夏休みに集中させても、結局オリンピックは開催されずに中止に終わるでしょう。近代オリンピックで、２度も中止の憂き目にあった都市として、東京の名は今後も残ることでしょう。*2
まあそれも仕方がないでしょう。今はオリンピックなんて言っている場合ではない。国で予選をやっている余裕すらないのだし。それ以前に一部外国人の入国制限を緩和していること自体、あり得ないと思いますが。韓国は日本同様第三波の真っ只中。Ｃ国は発祥国ですが。
こんな政権に正直日本を任せられない。Twitterで「管内閣」とわざと間違えているのは意図してで、結局安倍さんの後のパイプ役、韓国やＣ国に対するパイプ役という皮肉をたっぷりと込めているのです。
まあまずはコロナにかからないよう、慎重に生活する、それが大事ですね。
