スーパー白鳥13号運行記録3

このブログは超ぐうたらワンマン運転士の日常(もはや気が向いたら、という気もw)を書いたブログです。はてなダイアリーで公開していた運行記録2が今年の春になくなるため、新たに作成しました。2005年11月4日…「運行記録2」暫定開業/2005年11月14日…「運行記録2」本格開業/2019年1月13日「運行記録3」移行開業

ということで、大宮アルディージャのゲームの模様を。

 実は先ほどまで大宮にいました*1
 で知る人ぞ知るある作業を終わった後、大宮駅東口にふらりと出たら、なんかJの中継をやっています。
 その音に誘われて行くと、大栄橋のたもとでパブリックビューイングをやっていました。
 私が行った時には後半に入っていましたが。



 で観戦しているうちにトイレに行きたくなって、しばらく遠ざかっていたのですが、その時にどうやら1点目(笑)
 私が見ていない時に強いよな、という気がします(笑)
 観戦モードに入ると、今度は広島の佐藤寿人選手がゴールに入れ、同点に追いつかれます。
 その後にズラタン選手に変わって富山選手が入ります。ズラタン選手が悔しそうにペットボトルを叩きつける様子もチラと映りました。
 で今日はそろそろ終わりかなと思ったところで、GK北野選手からのロングパントを広島DF水本選手が頭でクリアしようとして自陣ゴールの方に流してしまいます。
 それに気づいた富山選手が猛ダッシュでゴールに殺到、増田選手も必死にボールをクリアしようと突っ込みます。
 ボールに触ったのは富山選手、富山選手の頭ではねたボールは高く弧を描きました。


 次の瞬間、ボールを頭に当てた富山選手と、クリアしようとした増田選手の頭同士が激しくぶつかりました。
 空中に跳ね飛ばされた富山選手は、そのまま背中を激しくグラウンドにぶつけます。


 まわりに動ける選手がいなくなり、ボールはそのまま広島ゴールに吸い込まれました。
 ゴールは認められたものの、富山選手も増田選手も倒れこんだまま全く動けず、そのまま時間だけが経過していきます。
 両チームの選手が広島ゴールの前に集まり、2人を心配そうに見つめます。


 そんな状態の映像を流しているパブリックビューイングの会場のすぐそばの大栄橋を、救急車がサイレンを鳴らして通過しました。


 富山選手は意識を取り戻し、なんとか動けるようになりましたが、そのまま担架で運ばれていきました。
 しかし増田選手は意識を取り戻したものの、頭を強く打っているからか首を固定しないと、とそのままグラウンドに寝かされた状態のまま時間だけが経っていきます。
 そのうち、サポーターから「マスダ!マスダ!」の大合唱。広島だけでなく、大宮サポからも。
 しかしどうやら担架で運ぶのは無理と判断したのだろう、グラウンドに救急車が入ってくる事態となりました。



 そして増田選手は救急車で病院に運ばれました。


 20分の中断ののち84分から再開しましたが、そうこうしているうちに雲が湧き上がってきて、雷と共に雨が降ってきました。



 結局2-1で勝ったわけですが、そんなわけで喜べなかったのです。
 でももともといいゲームではあったのですが、その後の振る舞いで、おそらくJ史上に残るベストゲームになったかもしれないと思いました。
 大宮が、広島がではなく、その場にいた選手、サポがお互いに敵味方関係なく心配し、増田コールを投げかけたり、試合終了後は大宮も広島も相手サポのところに行って挨拶をし、お互いのサポも相手の選手の健闘をたたえたそうです。
 そして大宮も広島もサポ同士が健闘を讃え合ったり。


 こんな雰囲気のいい、一体感にあふれたゲーム、なかなかできるもんじゃないですよ。


 ということで大宮駅を離れたのですが、5km離れた東大宮駅からの試合終了20分程度後の写真。もう晴れてますw



 なんか運命的な感じがしました。

*1:今いるところも旧大宮市内というのはナシでw