ここにきて大宮アルディージャが失速して4連敗、広島に首位を明け渡したかと思ったら、あっという間にマリノス・浦和にも抜かれて4位に陥落してしまいました。
まあノヴァコヴィッチ・ズラタン・下平が怪我で相次いで離脱したとか、青木・金澤のダブルボランチが立て続けにレッドで休暇を取ったりとか、そんな状態にもってきて首位戦線を引っ掻き回す横浜・川崎・広島・鹿島・セレッソの連戦とか、とんでもない罰ゲームのような気分さえ感じるのですがw
大宮って結局そういう星の下にいるのかも、ですね。
なにしろ大宮の運の悪さは定評があり、J2時代の1999年と2001年には首位争いをしながら、助っ人が怪我を負って失速した*1という例があり、J2時代の6シーズンすら優勝なしで上がってきたわけです。
だから今年もそうなのかな、という気はしていました。
それで大宮の今年を含めた9シーズンの成績を月別にまとめたのですが。
3月 9勝9分12敗
4月 16勝8分16敗
5月 13勝11分14敗
6月 6勝7分3敗
7月 9勝8分21敗
8月 11勝11分14敗
9月 8勝3分18敗
10月 8勝4分14敗
11月 13勝10分6敗
12月 4勝4分0敗
とにかく7月に弱い。今年の成績を入れなくても8勝7分18敗と異様なほどの弱さを誇っているのである。
特にそれまで好調だった年はここでガタガタっと崩れることも多く、上位にいても結局下に落ちてくるのがいつものパターンなわけです。
また昨年は異様な強さを見せた9月以降の戦いも、実は9月10月がやたらに弱いと。
特に9月は4戦全敗の年が3シーズンもあるとか、シャレにならないだろ、というレベル。
考えてみたら、今年を除いた8シーズン、16位以下に入らなかったシーズンは3シーズンのみ、すべてのシーズンで9月から11月までの間に15位を経験しているのである。
でもアルディージャは11月の声を聞くまでにどのシーズンもちゃっかり残留圏内に入ってきており、そこから無類の強さを誇るのはご存知のところ。
だからいつもの事か、と思っているところもあり。
まあ今年は優勝争いという珍しい経験もさせてもらっているし、今年の経験がこれからの糧になればと思っています。
*1:1999年はヨルンが暴漢に襲われて左目失明、そのまま現役引退