本日「AKB49」の第４巻が発売された。
今回の表紙は高橋みなみさんだが、それこそ巻頭から巻末まで「たかみな祭り」と思えるくらい（笑）たかみな先輩の存在感の大きい第４巻でした（笑）
何と言っても存在感が非常に大きい話が多く、何と言っても「たかみな」というタイトルの話もあり（笑）
あげく「AKB49総選挙１位記念」のたかみな先輩の４コマもw
まあ強いてあげれば黄色ではなくピンクにしてほしかったかとw
ちなみに本文中では「奥真奈美」が「鈴木紫帆里」に化けていましたw
まあ実態にあわせたということでしょうけどw
２日遅れましたが、AKB49の今週の話にいきます。
いつもどおり敬称略で。
AKB卒業を前提に実家に戻った春子。
春子の消えたステージでステージレッスンに励むが、寛子は「死んでも売れろ！」と言った春子の表情が忘れられない。
そしてレッスンが終わった後、劇場に残るというみのりと寛子にみんなは冷たい表情に。岡部の「やーねー、ひがみは」の発言に、みのりは「立場が逆だったら拍手できるのか」と詰め寄るが、岡部は「全てにおいて彼女たちに勝る私が選ばれるのは当然」といった後で、「なんであなたたちが選ばれたかが分からない」とみのり達に言い放つ。
そんな中に前田敦子が登場。「可哀想だから慰めにきた、研究生でユニット組んで売れるわけないのに」と言い放つ。
みのりが「そんなのやってみなきゃ分かんない」というが、そのみのりに前田は厳しく詰め寄って、「シングルの発売日は主に何曜日？ １か月でリリースされる曲数は？ 初登場とオリコン10位以内に入れるのは？ さらに１位を獲得できるのは？」とみのりを質問責めして、「何も知らないで本気で（私たちと）肩を並べるつもり？」とみのりと岡部を青ざめさせる。
そんな中、次に口を開いたのは、ユニットで一番格が落ちる寛子だった。
寛子は「私はあっちゃんになりたいと思っていた、あっちゃんみたいにキラキラしたいと願っていた」と前置きをした上で、「あっちゃんを目指していたらあっちゃんにはなれない」とした上で、
「私は忘れない。私たちの代わりに悔しい思いをした仲間や、その気持ちを押し殺してでも応援してくれる仲間がいたことを」
そう言いながら、寛子はあこがれでもあった前田敦子に似せた自分の髪型を、自分でどんどん切り刻んでいく。
そして「さようなら、あっちゃん」と言ってから一礼をし、そして顔を上げて、
「おはようございます、前田さん」と挨拶。
前田はその後３人で練習をするところに研究生メンバーを呼んで、
「恨むななんて言わない、けどもしできるなら悔しさの分だけ支えてあげて」とみんなに頼む。
前田は話が終わった後、電話をする。その電話の先は水野春子だった。
実は春子が実家に帰るにあたって、みのりや寛子に自分の思いを残しておきたいと芝居を前田に打ってもらうようにお願いしていたのだった。
その電話で寛子が前田に言った言葉を伝えると、「寛子がそんなことを…」と思わず涙ぐむ。
「春子ちゃんは悔しくないの？」と前田が聞いたのに対し、春子は「マジ悔しいっスよ」といいながらも、
「愛は実力的に完全にエース、寛子はトラブルメーカーだけどマジメで努力家、で、寛子の存在があるからセンターのみのりが半端でない輝きをする」と、３人の本質を見抜いた発言をする。
そして、「あの３人ならそれこそ『研究生選抜』だから、私の夢を託せる」と言い切る。
電話を切った後、春子はホームに座り込んで、涙を浮かべながらも嬉しそうに「効いたかよ、心のビンタ」と呟く。
劇場では踊りがおかしいことに気付いた岡部が止めて、みのり達に「とっととマスターしなさいよ」と苦言を呈する。みのりは複雑な表情だが、吹っ切れた寛子は嬉しそうな表情で、「はい、岡部先輩！」と応える。
敬称略解除
この話で一番カッコ良かったのはやはり寛子ちゃんだろうなと思いました。
かつて寛子はみのりが前田先輩に「お前ら（選抜）なんかあたしら（12期生）がすぐに抜いてやる」とメンチを切ったのを見て、「みのりちゃんは凄いな、あっちゃんにあそこまで言えて」とみのりにいったのだが、その寛子がとうとう前田先輩に「さようなら、あっちゃん」と決別宣言を叩き付ける。
おそらくそれまではまだ心のどこかで甘えがあったのかもしれず、その典型が前田敦子さんを崇拝しているところにあったのかもしれなかったのでしょうが、父親に絶縁されて本気でアイドルを目指す決心をしてから、寛子ちゃんの表情に真剣さが増えてきたように感じました。
そして同時に、ユニットの仲をうまく取り持とうとするようになっていく徴候も見られてきました。
もともと岡部とみのりはセンターを取り合うライバルであまり仲が良くなかったのだが、みのり寄りだった寛子ちゃんが岡部の方にもつながることで、チームのバランスを安定させる役割も果たそうとしているかもしれない。
そういう意味では寛子ちゃんはやはり峯岸みなみさんタイプなんだろうなと。
一方で水野春子ちゃんの方も今回はある意味ラストということもあってかカッコ良かったですね。
みのりと寛子にだけは悔しい思いを曝け出しながらも、その他のメンバーには結局自分の悔しい思いを出さないままチームを離れることにしたわけだけど、みのりにgdgdな公演にダメ出しをされて以来、常にみのりをサポートするバイスキャプテンとしてチームをまとめてきた*1だけあって、チームを去る間際にあってもちゃんとチームをまとめようとするサポートをしていたのである。
そういう意味ではいいキャラだったので、ここでいなくなるのは寂しいですね。
*1:みのりの生誕祭ではみのりに先生へのライブを提案し実際につれていく、せり破損トラブルではみのりと寛子のフォローに巧みに入り、トラブルをうまく収集させ、Xデー公演ではみのりの復帰を信じて研究生チームを束ねる、と
