とうとうコンサドーレ札幌がJ2降格を決定させてしまいました。
といっても、実は札幌サポーターか敗戦の瞬間、コンサドーレが降格した事に気付いていませんでした。かく申す私も、コンサドーレ敗戦で、コンサドーレ絶体絶命とは思いましたが、降格決定とは思いませんでした。
ただコンサドーレ札幌は、試合の1時間前には、負けたら降格決定という事実に直面していたのは確かでした。
まずは新潟・東北電力ビッグスワンスタジアム
アルビレックス新潟5-0名古屋グランパス
またしてもジャイアントキリング。前節で大宮アルディージャがコンサドーレ札幌に、ガンバ大阪が浦和レッズに凹したスコアでグランパスを叩きのめします。
ストイコビッチ監督もまさに赤っ恥状態の結果で、アルビレックス新潟が勝ち点を29に上げます。
それを受けてアルディージャは横浜F・マリノスとNACK5で対戦。退場者がまたしても出て守勢に追い込まれながら、スコアレスドローに持ち込んで勝ち点を31に上げます。
でそれを受けてコンサドーレ札幌が川崎フロンターレに負け、勝ち点10のまま。
この結果だけなら、アルディージャが残り7戦ボロ負け、コンサドーレ残り7戦大勝なら生き残れる、可能性はともかく、数字上はそう取れるのです。
ところが…
実は第29節に、大宮アルディージャとアルビレックス新潟の直接対決が組まれていることが状況を変えていたのです。
仮にアルディージャとアルビレックスが第28節に負けて勝ち点がそのままの状態で対戦したとします。
アルディージャ勝ち…アルディージャ勝ち点34
引き分け…アルディージャ勝ち点32
アルビレックス勝ち…アルビレックス勝ち点32
という事になり、コンサドーレは負けたらジ・エンドであったのです。
つまりアルディージャが引き分けた時点(18時前)には残留のための勝ち点が実は人知れず32に上がっていたのです。
それにしても、負けた直後には降格決定するまで応援すると言って選手もそれに応えながら、数分後に実は降格決定していた事が判明するなんて、あまりにも滑稽な展開だなと思いました…