今年も相変わらずJ1降格に関する話題がかまびすしいのでw 今回の話題としました。
降格は1998年から始まりましたが、降格をしないクラブというのもいくつかあるのです。
降格の経験のないクラブ
(オリジナル10)
鹿島アントラーズ
横浜F・マリノス
清水エスパルス
名古屋グランパス
ガンバ大阪
(拡張チーム)
ジュビロ磐田*1(1994-)
(J2昇格組)
アルビレックス新潟(2004-)
大宮アルディージャ(2005-)
サガン鳥栖(2012-)
オリジナル10で降格経験のあるクラブ
浦和レッズ(2000)
サンフレッチェ広島(2003,2008)
東京ヴェルディ(2006-2007,2009-)
ジェフユナイテッド千葉(2010-)
★横浜フリューゲルスは1998シーズンを持って横浜マリノスに吸収される形で消滅している。
で今回の残留争いにはオリジナル10の鹿島アントラーズとガンバ大阪、拡張組のジュビロ磐田、昇格組のアルビレックス新潟と大宮アルディージャが絡んでいるのですが。
昇格組のアルビレックスはかなりの確率で降格が決まりそう*2で、昇格組から一覧からアルビレックスの名前が消える可能性が高いのですが、もう1チームは本当にわかりません。
何しろ降格圏内の16位がガンバ大阪なのですが、現在総得点1位の超攻撃的チームであり、何でここにいるのかが全く分からないくらい実力はあるチームなのです。
そこに監督交代のヴィッセル神戸と9月以降のゲームで首位の大宮アルディージャが絡み、上にいる鹿島アントラーズやセレッソ大阪すら安泰ではない状況です。さらには勝ち点43で本来安全圏にいるはずのジュビロ磐田ですら、降格圏から逃れたい大宮アルディージャとガンバ大阪の集中砲火を食らい、最悪降格の可能性すらあるわけですし。特にジュビロは、有利だったはずの戦いでありえない形で入れ替え戦送りに叩き込まれた記憶があります*3から、下位チームのどこかがコケない限りは安心しないのではないかとは思います。
そして今年の第33節は、ある意味面白い対戦です。
大宮アルディージャとジュビロ磐田の、お互いに残留をかけた4年前の因縁の対戦の再戦。
セレッソ大阪は優勝候補筆頭の1位サンフレッチェ広島と。
鹿島アントラーズもACL出場のためには負けられない4位名古屋グランパス。
ヴィッセル神戸も前年度優勝チームとしてのプライドのかかる柏レイソル。
そしてガンバ大阪は4年前ジェフを助けジュビロを入れ替え戦送りにしたお人よしw FC東京と。
残留ラインはこれまで37と言われていましたが、恐らく今年は40行くのではないかと思います。それくらい厳しい残留争いのサバイバルレースを抜け出せるのはいったいどこのチームでしょうか。