最近何となくテンションが低く、仕事が早めに片付くことをいいことに、５時頃には仕事場を退散している。
考えてみると最近は睡眠時間が足りず、少しボーッとしているととにかく眠くなってくることが多い。
なんとか少しはしっかりしないといけないとは思うんですが。
それでは本題に入ります。もちろん敬称略で。
浦川みのりが戻ってきて、Xデー公演が始まる。
みのりが「今日が最後でも思い残すことがないように」と今持っているすべてを公演にぶつけている姿を見て、観客も「あんなに可愛かったか？ あんなに美しかったか？」と驚きの表情を浮かべるようになる。
最後のMCでみのりがスピーチ。
「あんたのせいでだいぶ遅れてるからね！」という言葉に「終電ない人はウチ泊まってっていいですから」と危ない発言をするが、その後は真剣な表情になってスピーチをはじめる。
みんなには今の私はアイドルに見えるか、そう聞いたみのりは、
「自分は最初はアイドルになろうと思ったことは考えていなかった」と爆弾発言をかます。実際に吉永寛子を応援するために女装してオーディションに紛れ込んだ挙げ句にAKB研究生になってしまったのは事実なので、「オーディションを受けたのもすごい個人的な理由から」と正直に自分がアイドル志望でないと激白する。
でもそんな自分がアイドルに見えるのは、みのりはそう言うと、
公演をすっぽかした自分を名前を呼んで待ち続けた人たち（つまり今日の観客）
公演の成功を願って後ろから支えてくれるスタッフ（サクラたち）
生活を犠牲にしてまで生誕祭を盛り上げてくれたファン（奥平先生）
時には厳しいけどそれ以上に優しく応援をしてくれた先輩たち（たかみな先輩をはじめとした正規のメンバー）
自分を信じて一緒にやってきた研究生仲間（水野たち）
自分と真っ向からぶつかってきたライバル（岡部愛）
一番そばで自分を応援してくれた大切な人（吉永寛子）
いろんな人が自分を支えてくれたから自分がアイドルでいられた、そう感謝の気持ちを込めて宣言します。
そして、自分はもしかしたら今日で終わりかもしれない、アイドルを辞めた私とすれ違ってもきっと気付かない*1だろうけど、
「大好きな人たちと過ごしたこの半年間は、自分の人生に燦然と輝く星」
として、AKBで頑張ってきた半年間を死ぬまで覚えていると宣言します。
浦山実が失った夢を補って余りあるだけのさまざまなことを、浦川みのりとして経験してきたからこそ、そういったことが言えるのだろうと思います。
アンコールがかかっている時に、奥平先生に高橋みなみが声をかける。
「どうしてそれ程までにみのりちゃんを応援できるのか？」と高橋に聞かれた奥平は、純粋に「これから先もみのりをAKB劇場で観たいから」と答える。
みのりには言わないでくれ、と言ってから慌てて高橋に口止めをしようとする奥平に、自分も同じ思いでいた高橋は「叶うといいですね、私たちの夢」と答える。
そして公演が終わった途端、照明が落ち、戸賀崎支配人がスクリーンに現れる。そして研究生のクビを賭けたXデー公演の売上枚数の結果が発表をしようとする。
以上敬称略でした。
恐らくまわりの人間に感謝する気持ちを持ったみのりのことだから、どこかでまわりの人たちに感謝の気持ちを表す機会はあるだろうなとは思っていました。
でも実際にみんなの前で、正直に感謝の気持ちを表せるから、みんなもみのりについていったり、みのりを応援しようという気持ちになれるのではないか、という感じを受けました。
まわりの人たちのおかげで自分がいられるという浦川みのりの「想い」。
浦川みのりを純粋に観たくて応援をする奥平先生の「想い」。
そしてキャプテンとして今後のみのりの成長を見てみたいというたかみな先輩の「想い」。
いろんな人の「想い」が交錯するから、AKBは面白い、のかもしれないと感じました。
ちなみに今回の話までに、みのりが直接アドバイスを受けた正規メンバーは結構います。
一応AKB49上では「架空の人物」ですけど（笑）
高橋みなみさん（歌を歌うコツに始まり、あらゆる場面でみのりをサポートする。キャプテンの立場にありながら、みのりの暴走を許すのみならず、みのりコールに加わるなど、思いっきり「みのり推し」キャラになっていましたw）
大島優子さん（センター論についてみのりが愛に吹き込まれた間違いを正す）
篠田麻里子さん（12期顔見せ公演前日に忙しい中自主練に来て、背中でみのりや寛子を引っ張る）
板野友美さん（AKBはどこまでいっても芸能界の研究生と言って、常に脇目を見ないで一生懸命頑張ることを説く）
峯岸みなみさん（チームKをドレッシングに例え、チームを常にかき混ぜることでチームのメンバーの人となりを知って団結力を高めていることを教える）
秋元才加さん（AKBチームKの規律を教えるだけでなく、仲間を大事にし、自分がその中でできることをやることの大事さを説く）
宮澤佐江さん（メンバーと罵り合いをしながらも、相手の気持ちを推し量った上で、メンバーが困った時には守ろうとする意識を見せる）
指原莉乃さん（土下座の仕方（笑））
小嶋陽菜さん（幽霊の話を例えに出して、暗に表情の作り方の大事さを説く）
前田敦子さん（いろいろと突っかかりながらも、結構みのりを支えてくれている様子もある）
いろんな正規メンバーがみのりを支えてくれているように感じました*2。
