広井王子氏、mixiで激昂(「痛いニュース」より)
AKBのチームKのリーダーの秋元才加が自宅に広井王子氏を泊めたかどで大問題になった一件がありました。
最初は秋元のとった行為に対し、いったいどのような処分がなされるか、というところに注目が集まり、結果としてチームKのキャプテン降板を自分で宣言しただけというところでいろいろと非難のコメントの嵐が挙がったりしたわけです。
正直な話、私の考えとしてはそれでいいんじゃないの、という考えではあります。以前プリクラ騒動で菊地彩香(現在の菊地あやか)が解雇された件は、菊地がもともと当時15歳(中学3年生)と若く、しかも確か一般男性とのツーショットだったことから、事務所としてはアイドルとしての自覚が足りないと解雇に至った、という話を聞いた覚えがあります。一方の秋元はすでに22歳、一応分別のある大人な訳だし、相手が業界人だということもあって、ある程度やむを得ないところもあるのかな、なんて意見もあるわけです。*1
正直なところ、「恋愛禁止条例」が制定された2008年当時、主力の前田敦子、高橋みなみ、板野友美(以上1期/A、板野は2010年の再編でKに移籍)、柏木由紀(3期/B)といった(つまり91年生まれの)メンバーがまだ18歳になっていなかったため、そういった未成年のメンバーをスキャンダルから守る役割を果たしていたのは事実だと思います。がそれから2年が経ち、中心メンバーの多くが18歳を超え、結婚も可能な年齢になったわけであるから、その辺りはある程度メンバーの自覚に任せてもいいようには感じています。少なくても「恋愛禁止条例」は満18歳まではそのまま適用して、18歳になったら裁量に任せる、でもいいような気はします。
辞任の話をしたのが深夜の時間帯だったにも関わらず、その直後に宮澤佐江や梅田彩佳をはじめとするチームKのメンバーのみならず、チームAキャプテンの高橋みなみまでもがスタジオに駆け付けたという状況が、チームKキャプテンの辞任を口にした秋元の「けじめ」の大きさを物語っていると思います。
だからこそ、秋元が責任を取ってキャプテンを辞める、そう自分で決断をしたことについては評価をするし、そのことを「逃げではないか」と指摘したことについて「自分は逃げない、またキャプテンに復帰できるように頑張る」と答えたことも評価して良いと思います。
ということでAKB48の話はおしまい。他の方がどう言おうが、私はこれで一件落着でいいと思っています。
で今度は広井氏側になるわけだけど。
まあ言いたいことは分かる。あくまでも自分と秋元の問題。なんで他の奴らがしゃしゃり出てくるんだ、という気持ちはよく分かる。
でも忘れていけないのは、今回の一件で、秋元はキャプテン辞任という形でペナルティを自分に科した、ということ。
で、あなたは何をしたの? この一件で。何か秋元に対して申し訳ないと思って自分に対するペナルティを科したの?
自分に非があることをちゃんとした形で謝りもせずに、挙げ句ああいうことを書くわけ?
自分が秋元に対して結果的にしたことに対する責任が、あの文章にはほとんど感じられませんでした。それがすごく残念。
私が好きだった「サクラ大戦」の世界観が汚された感じがしました。
秋元も周囲の目が厳しくなるだろうと思いますけど、それ以上にこのオッサンへの目は厳しくなるでしょうね。