運行記録3になってから、実質的な初投稿かもしれませんね。
2月1日、48歳の誕生日に、私は1つの決断をしました。
それまでもメンタルクリニックの先生から断酒を指令されていましたが、なかなか酒をやめられず、1月下旬には注文や商品のトラブルから怒鳴り散らす騒動を起こしたり、寝過ごして終電で何とか帰宅するという事が相次ぎました。
そして2月1日、私は仕事を早退して、かねてから言われていた眼科の検診を受けました。
その結果、右眼の眼底に出血があるのが判明しました。もう観念するしかありませんでした。
飲酒は糖尿病を悪化させる要因になる。ならもう酒を断たなければいけないと。
2月7日、メンタルクリニックで断酒の報告をしました。その際に「明日は酒を買います」と言いました。
今日、やはり仕事を早退して、霊園に向かいました。途中でビールとノンアルコールビールを買って。
そして駅近くの霊園で花と線香を買い、墓前にビールを栓を開けて置き、自分はノンアルコールビールの栓を開けて乾杯しました。今日は死んだお袋の、86歳の誕生日です。
その墓前で、改めて報告しました。自分は酒を断つ、と。
一昨年、昨年と相次いで身近な人を亡くしました。こうすれば良かった、そういう後悔ばかりが出てきます。自分も4年前に死にかかりました。
でも自分は今生きています。だからこそ、人間のあり方をこれからも語り継げる人間になりたい、そう思いました。今では処方薬の副作用で眠気が襲うことも多く、膝や脛がパンパンに腫れるほどきついのですが、自分の想いをできるだけ多くの人に伝える、それが今の自分の仕事と感じています。
自分はどれだけ長く生き続けられるか分かりません。でもその時が来るまで、想いを語り続けたいと思います。