先ほどある記事を読んで思ったことがあります。
> プレゼン用の資料作りに必須とまで言われる「パワーポイント」。ところが、ここにきて突然の逆風が吹いている。トヨタ自動車の渡辺捷昭社長が「今は何でもパワーポイント」と疑問を呈し、「無駄ではないか」発言したことが、ネットで大きく取り上げられた。これをきっかけに、「パワーポイント」の是非を巡る論争がネットで盛んになっている。(出典:J-CASTニュース08.05.25)
私はこの記事を見て「あれっ?」と思いました。
PowerPointって、もともとプロジェクタとかで拡大表示させて概要を掴ませる為のソフトじゃないの?
俗に「電子紙芝居」というイメージの…
もちろん仕事柄PowerPointを使ったことがありますから、PowerPointのいいところも知っています。
その中でいつもあれ? と思うのが、PowerPoint資料をそのまま紙媒体に印刷してしまうこと。
私は絶対そんなことはしません。
PowerPoint資料として伝えられる情報といっててもそれほど多くないのは知っていますから、私は副次的な、それこそ重要なポイントを提示する為のソフトとして活用してきました。
プレゼンテーションの資料はWordでこまごまと作成していました。
というか、それが当たり前だと思っていたのですが。
もっと突き詰めていえば、紙媒体と発表原稿、そしてPowerPoint資料は連携こそすれ、全く同一の資料ではいけないと思っていましたが。
紙媒体は発表したい内容を細々と掲載する、発表原稿は紙媒体の内容をポイントを押さえて絞り込んだもの、そしてPowerPoint資料はその発表内容のポイントとして拡大掲示する必要のある内容、という風に内容を絞り込んで行く必要があるわけです。
それをPowerPoint資料のコピペの紙媒体資料(笑)なんて、アホじゃないか、と笑いたくなってしまいます。
確かに内容のない、無駄の多い資料になりますよ。
それとPowerPoint資料は先ほど話した通り、伝えられる情報も多くありません。文字もそれほど多くは伝えられません。
だから文字だらけとか、無駄の多いPowerPoint資料は失格だとも思っています。
PowerPoint資料を作る時には、必要な情報を箇条書きで、それを私は心掛けています。
だから無駄の多い資料を見せられると、何だか飽きてきますね。
プラス、「PowerPointに振り回されているな」と呆れてしまいます。
プレゼンテーションがどのような意味を持つのか、それをしっかりと掴まないと、PowerPointに不必要に振り回されてしまうと思います。
まああくまでも私の考えなので他の人がどう思うか分かりませんが、PowerPointの存在する意味をもう一度考えて欲しいな、とは思いました。
やっべ−、長くなってしまった(笑)