久しぶりに優飛ちゃんのことを書こうかな、と。
個人的には優飛ちゃんと翔太くんが離れ離れになることは決して悪いことではないと思います。
優飛ちゃんにとってはさらに大きくはばたくために、翔太くんにとっては自分のいた場所に戻るために。
それぞれが強くなって、また素敵な出会いができるようにお互いに頑張っていくのでしょう。
ただいまは毎日メールや手紙でやり取りしていますけど、この後どうなるか…
翔太くんの場合は、「ダメ世代」の2年生が変にのさばっているだけに、ちょっととやりにくいところも出ているのかも知れません。
…ところで今回は優飛ちゃんの「Before」が出ていました。
そう、まだ喋れた頃の優飛ちゃんのお話…
ちょうど事故のあった時の大会のお話をしていましたが…
自分にとっては大事な両親と優秀なコーチを失い、そして自分の姉の船首生命を断ってしまった。
ましてや死んだコーチはじきに姉と結婚することになっていた…
優飛ちゃんにとっては、その全てを招いたのが自分だと強く責めてしまい、そして精神的なショックから声を失ってしまったわけです。
そして自分もバドを辞めようとしていました。
そんな時にふらりと立ち寄った中学校で、翔太くんに出会った、わけです。
個人的には凄くいい話かなとは思うのですが、もう少し掘り下げて作って欲しかったかな、と思います。
こんなお話を番外編1話で収めるのはかなりムリがあったと思うんです。
できれば外伝として5〜6話くらいにして欲しかったかな、なんて思いました。
それだけこのお話って深みがあったと思うんですけどね…