いろんな事情から最近ブログを更新していませんでした。何しろ根本的にPCの電源も入れないことも多かったですし。
で今日久しぶりにブログを更新、と。
今日のトピックスはやはりこれでしょう。
J1第6節
セレッソ大阪 1-2 大宮アルディージャ
いつもはここまで好調になることのない大宮アルディージャが、なんと暫定2位。
それ以上に、昨年9月1日以来、J1リーグではいまだに負け知らず*1だったのですが、とうとう今日の勝利で、鹿島アントラーズが2009年に樹立したJ1記録の17戦連続無敗に並びました。
そして次は4月20日16時から、ホームNACK5スタジアムでの浦和レッドダイアモンズ戦、通称「さいたまダービー」です。
スタートの9月1日も「さいたまダービー」でした。あそこで引き分けて以来続いてきて、とうとうJ1記録に並んだアルディージャが、歴史を塗り替えるための一戦をするのもまた「さいたまダービー」というのも、何となく因縁を感じます。
ゲームはいきなりアルディージャが先制します。
開始早々、相手のパスを左サイド、センターラインの若干セレッソ寄りの位置でカットした金澤慎がそこから不意打ちのようにロングシュートを放ちます。それがGKキム・ジンヒョンの頭上を越えてゴールに吸い込まれます。
いきなり先制をしたアルディージャは前半はセレッソの攻撃をいつもの守備でかわしつつ、時間を潰していきますが、終了間際に左サイド扇原からのフライスルーを抜け出して受けた柿谷曜一郎がゴールを決めて同点に追いつきます。
そして後半19分、大宮に試練が訪れます。
左サイドを突破しようとしていた選手を止めたとして高橋祥平が立て続けにイエローカードを2枚貰い退場、大宮は残り25分余りを1人少ない10人で押さえきらなければいけない状況に追い込まれます。
それでなくても後半はセレッソの攻撃に何度も崩しかけられる大宮は左サイドを徹底的に崩されて決定的なピンチを何度も招きます。シュートを北野貴之が止める場面も何度か。
しかし何度もピンチを抑えきった大宮に数少ないチャンスが訪れます。
セレッソゴール右に飛んできたボールを渡部大輔が粘って左にいたズラタンにパスを出し、スラタンは一旦右足でシュート態勢を見せて茂庭照幸をおびき寄せてから球を浮かせ、反転しようとしてスリップダウンした茂庭を尻目に左足でボレーシュート、それがゴール左隅を揺らします。
10人になったアルディージャがここでまたセレッソを突き放す展開。インジュリータイム4分を加えて残り9分を徹底的に守り抜いて、勝って17戦連続無敗のJ1タイ記録を樹立しました。
個人的には勝負自体は面白い展開で、負けたセレッソもいい試合をしたとは思います。
でも今回一番ひどいなと思ったのは主審かなと。
高橋の退場の時、確かに高橋はユニフォームを引っ張ってはいましたけど、相手選手が倒れたのは高橋が手を離した後、数秒たってからで、少なくても私にはシミュレーションに見えました。
それに対し、主審の福島孝一郎は高橋にイエローを突き付けます。それに対して異議を出したためにさらにもう1枚イエローを出して退場処分と。
ただ少なくても1回目のイエローについては、あのプレーでイエローを出すのはおかしいんじゃない?と思えるようなプレーでしたから、高橋が怒ったのも当然だし、私もあのプレーで?と思いました。
ちなみにこの1回目の警告が「異議」に「修正された」そうです。もちろんそういった意義の言動、態度はあったかもしれませんが、イエローを出した時点では「プレーが反スポーツ的行為」という事なのかなと思いますから、福島は誤った形でカードを出したのを正当化したわけです。さすがに審判が絶対とはいえ、それはおかしいんじゃないの、と思えるわけです。
で済めばまだまだよかったのですが、福島はもう1つ誤審を出します。
後半も終了に近づいたころ、柿谷が金澤のタックルを受けて転ばされるシーンがありました。
そのシーン自体は正当なチャージだったのでファウルにはなりませんでしたが、その時に柿谷が金澤を突き飛ばすシーンがテレビに映っていました。
このシーンを見た私は、少なくてもイエローが出るはず、と思っていました。もちろんカードを出す条件からすれば、乱暴な行為としてレッドカードが出てもおかしくない行為です。
そのシーンで福島は注意をしただけでカードの掲示がなし。
なんかジャッジの基準があいまいだよね、と感じました。
まあ考えてみれば、スタートもノヴァコヴィッチの退場の後で東がゴールを決めて追いついたわけだし、記録に並んだのも10人になってからゴールを挙げてというのも大宮らしいんですけどね(笑)
ちなみに記録のかかる4月20日は残念ながら仕事です。仕事先でさいたまダービーを見ることになるのかな(笑)