最近起こったいくつかの話から。
まずは阿久根市。
懲戒免職させた職員の身分保障および給料の支払いに関して、市及び市長側の敗訴が確定。
懲戒免職の理由が理由ではある。触法行為を行ったのであれば当然しょうがないと思われるが、「貼り紙を剥がした」程度で退職金の支給もない懲戒免職というのはあまりにおかしく、司法が効力停止を宣言したものの、市がその司法判断を無視、復職もさせず、給料も支払わずという非常に問題のある状況を取り続けたことが原因であるが、当然ながら給料・賞与支払いのための差し押さえの仮執行も決定し、今度は市や市長の刑事告発も検討されているとのこと。
当然であろう。
ことの発端になった事項については、重くても減給処分程度なもので、これを懲戒免職にすること自体そもそも異常なのだけど、それ以降の市長の振る舞いはハッキリ言って「市長」と呼ぶのはあまりに問題が多すぎるように思う。司法を無視するなど、法治国家の自治体の首長として取るべき態度ではない。
個人的にはこの人の下では仕事をしたくないし、さっさとリコールされて市長から引きずりおろした方がいいんじゃないのかなと思う。
次に民主党。
幹事長批判をした副幹事長を解任。
あまりにもすばらしすぎる。思いっきり「臭いものに蓋」的な発想。
解任された副幹事長の発言、少なくても世論的には当然の発言である。
自分のところの秘書経験者が3人も逮捕されて、で当の本人は「説明責任は果たした」とばかりに居直っているのだけど。
それに対し党首(現総理大臣)を初め多くのメンバーが幹事長を支持する発言をしている。
で自分の体制に対して文句を言った人を処分。
あまりにも酷すぎる。少なくても自民党の政権だった頃でもここまであからさまに酷いことはなかったはず。
でこんな酷い政党に政権を任せておけるんでしょうかね。
で返す刀で自民党も。
鳩山さんが離党して新党を設立する腹づもりのようですが、それに対して同調者が少ない模様。
多くの人たちが自民党にいて自民党で復権を果たしたい模様ですが。
自民党がだらしないので政権を取り上げられたにもかかわらず、それに対して自民党を転換して新たな気持ちで政権を獲ろうとする、そんな雰囲気が今の自民党には感じられない。
だから鳩山さんが新党を作ろうといったのに、それに応じる気配もなし。
自民党の人たちはまだ自分が王様気分になっているようで、少なくても政権を執れる器にはないと思う。
結局民主党のエラーで政権を獲っても、政権は執れないだろうなと。
まあ私にしてみれば泥で出来た船と藁で出来た船がレースをするようなもんですけどねw ハッキリ言って沈没するのが目に見えているレースをしたって無意味なんじゃ?
そこに公明党という、なんだか政権の匂いを常に嗅いでいたいような政党がしゃしゃり出てくるから、本当にこれで日本が良くなるのだろうか、なんて正直に思っちゃうわけです。
なんだかもうどうでもいいんですけどねwww