スーパー白鳥13号運行記録3

このブログは超ぐうたらワンマン運転士の日常(もはや気が向いたら、という気もw)を書いたブログです。はてなダイアリーで公開していた運行記録2が今年の春になくなるため、新たに作成しました。2005年11月4日…「運行記録2」暫定開業/2005年11月14日…「運行記録2」本格開業/2019年1月13日「運行記録3」移行開業

国母選手の8位入賞に思うこと。

 今日のハーフパイプ、たまたま私は朝の予選を見て、そして昼間も見ることができた。
 その中で国母選手が8位入賞したことを知った。
 そう、あの騒動で物議を醸した国母選手が、である。


 あの騒動の後、「こいつは選手としての素質がなっていない」と物議を醸し、そしてその後の反省の見られない態度に「オリンピックの代表選手に相応しくない」と参加を辞めさせる圧力がかかったのは承知の通り。
 それを橋本聖子団長が「まずは参加をさせる。処分はその後」と団長権限で参加を認めたのも承知の通り。
 で8位入賞。メダルは獲れなかった。


 でも私は橋本団長の判断は正解だったと思う。
 確かにTPOを弁えない服装には批判が集まって当然である。それに対して真摯に反省した態度を見せなかったのも問題である。
 でも忘れてはいけないのは、大会に出場する資格を得たのは国母選手本人なのだということを。
 そして国母選手は法律を犯したわけではないのだということを。
 確かにあの服装はだらしなかった。でもそういう格好をしたら選手資格を剥脱すると書いていたのか。
 反省の色を見せない態度をしたから、それで参加を辞退させなければいけないのか。
 公の場でだらしない格好をしたら選手資格を剥脱すると書いていれば遠慮なく剥脱できるし、国母選手もそれを知っていたらそんなだらしない格好はしないと思う。


 人間には個性がある。そして失敗をしながら成長する動物である。
 国母選手の場合はたまたまそれが目立つ場所でしてしまっただけのこと。謙虚に反省をしてその後の人生で生かせればそれでいいと思う。
 橋本団長はそれが分かっていたから、まずは大会に参加させることを優先させた。さすがに五輪の申し子と呼ばれるだけの度量だと思う。
 結果的に8位だったけど、それは時の運。たまたま競技の中で大技を失敗させてしまったけど、それを含めて競技なわけだから、本人が完全燃焼した結果だとしたらそれでしょうがないと思う。そして願わくば次の大会でその失敗を生かせればそれでいいと。


 もちろん、それは今回の国母選手のように、他人が見て見苦しいと思わせただけで、その行為で直接他人に迷惑をかけたり、法律に触れることをしなければ、のお話。迷惑をかけたり法律に触れることをしたら、問答無用で選手資格を剥脱しても問題はないかと思う。


 とにかく国母選手には「お疲れ様」と言いたいです。