そういうわけで簡単に総括しましょうか。
優勝 鹿島アントラーズ
やはり勝つべくして勝った、という雰囲気でした。途中の大失速を除けば。
今にして思えばあの5連敗もリーグを面白くするエッセンスだったかと思えるくらいな感じでした。
とにかく抜群の安定感。攻撃も守備も、完成度の高さは随一といえるでしょう。
だからこそあの大失速が不可解な気もします。
中断後1巡目最後の大宮アルディージャ戦(H、2-0)以降のスコアです。
清水エスパルス(A) 2-2
柏レイソル(H) 1-1
サンフレッチェ広島(A) 0-1
大分トリニータ(H) 1-0
ヴィッセル神戸(A) 0-1
FC東京(H) 3-1
大宮アルディージャ(A) 1-3
川崎フロンターレ(H) 1-3(74分で順延)
横浜F・マリノス(A) 1-2
名古屋グランパス(H) 1-4
アルビレックス新潟(A) 0-1
川崎フロンターレ(H) 1-0(順延分、最終スコア2-3)
ジュビロ磐田(A) 0-0
ジェフユナイテッド千葉(H)3-0
なかなかもどかしい展開が続き、実はアウェーで2連敗中でした。でもFC東京に勝ったし次は「あの」負けていないアルディージャだし。
と思ったらそのアルディージャにNACK5でボコられる大失態。あの時点で3失点というのはアントラーズににとってはJ1今季初体験な訳ですし。そこで凹んだところで川崎フロンターレにあろう事かホームでボコられ。たまたま豪雨で中断なんて話になったのでその日は負けはつきませんでしたが*1、次のマリノス戦を挟んでホームでグランパスに1-4でボコられたのがサミットだったかと。
他のチームにしてみれば、そこに付け入る隙があるかなと。
ちなみに勝てなかったチームは神奈川の2チーム(1分け1敗)とアルビレックス新潟(2敗)。
2位 川崎フロンターレ
ここも連続2位なんていい線は行くんですけど、ナビスコカップの不逞な振る舞いがマイナスしたか、とにかく運がなかったと。
何といっても終盤首位に立っているところで大分トリニータにやられたのが痛かった。あそこできっちり勝っていれば初優勝だったわけですが。
勝てなかったのは清水エスパルスとヴィッセル神戸。サンフレッチェ広島には数的優位につけ込んで7-0なんて爆勝もしたわけですが。後はきっちり勝ちにいく姿勢ができれば数年は上位戦線で脅かすと思います。
3位 ガンバ大阪
こちらは前節のアントラーズ戦で壮絶に散ったのが印象的ですが、ここもそれなりにきちんと勝てているんですよね。
大宮アルディージャにはなぜか勝てずにJの七不思議のうちに数えられていたとさえ言われていましたけど、きちんとホームでは勝てましたし。
(ちなみに2位川崎フロンターレもなにげに昨年はアルディージャがカモにしていたんですが、今回は2敗)
勝てないチームがアントラーズと名古屋グランパス(どちらも2敗)、サンフレッチェ広島とは2分け。意外に下位チームにコロコロ負けていたのが最後まで響いた気はします。
6位 浦和レッズ
個人的にはよく6位につけられたな、と。ここは内紛の絶えないチームなんですが、あまりにも今年も多かったんですけどね。
てか、今年はこのチームの負けっぷりの方があまりにも印象に残ってしまって。
例えば大分トリニータの連敗脱出の手助けをしたりw
柏レイソルにド派手な負けっぷりをさらしたかと思えばww
とどめに大宮アルディージャに完璧にボコられる始末www
降格争いを演出したこの3チームにこのような負けっぷりをさらしたら勝てるものも勝てないでしょうw
ちなみに勝てなかったのは鹿島アントラーズと横浜F・マリノス(2敗)。マリノスは前の年の最終戦にこれ以上ないというくらいの負けっぷり(1-6)を曝しておいて、今年はそのリベンジもできなかったとw プラス大宮アルディージャ&清水エスパルス&ガンバ大阪に1分け1敗。
今年のレッズってJリーグではさいたまダービー完敗でしたw*2
まあ途中7連敗もしたらまず優勝争いもできないでしょうけど。ちなみに浦和7連敗の最後のゲームがちょうどアントラーズがアルディージャにボコられて5連敗が始まった節で、どうやらレッズに取り憑いた連敗病がその瞬間にアントラーズに取り憑いたのかw
13位 大宮アルディージャ
優勝鹿島アントラーズに勝ち、3位ガンバ大阪に勝ち、4位サンフレッチェ広島に勝ち、6位浦和レッズに勝ち。
でなぜにこのチームは降格争いを今年も行うのだかwww
最終的に柏レイソルを自力で振り切って残留を決定するまで本当に冷や汗ものでした。
てか、アントラーズに3-1、浦和レッズに3-0というゲームがなぜに他のチームにできないw
それがこのチームの課題かもしれないと。
来年は残留争いの門番にならないように(笑) 頑張って欲しいものです。