予定
苫小牧５：４７→富川 ６：３７（富川）
富川 ６：５６→苫小牧７：４４
苫小牧７：５１→札幌８：３７（すずらん１号／南千歳、新札幌、苗穂）
札幌８：５１→釧路１３：０１（スーパーおおぞら３号／新夕張、トマム、帯広、釧路）
釧路１３：１１→根室１５：２８（根室）
根室１６：００→釧路１８：１９
釧路１８：５１→知床斜里２１：１０（知床斜里）
斜里ＢＴ２３：２０→札幌 ５：５５（イーグルライナー／札幌）
実際
南千歳８：33→占冠９：24（スーパーとかち１号／滝ノ上、占冠）
占冠９：30→日高総合支所９：50（日高町営バス／日高町）
日高総合支所９：51→占冠10：10（タクシー）
占冠10：21→釧路13：01（スーパーおおぞら３号／新得、白糠）
釧路13：11→根室15：28（根室）
根室16：00→釧路18：28（※厚岸手前で鹿轢断、５分抑止）
釧路18：51→知床斜里21：10（緑）
斜里ＢＴ23：20→札幌５：50（イーグルライナー／菊水元町、苗穂、バスセンター前、札幌駅北口）
国盗り：294→306（北海道12）
560円 日高町営バス（占冠→日高総合支所）
5,500円 日高ハイヤー（日高総合支所→占冠）
7,000円 イーグルライナー（斜里→札幌）
異変に気付いたのは函館駅だった。
苫小牧着が朝早いので寝ないままベッドにいたが、なかなか「はまなす」が函館駅を出る気配がない。
最初は40分以上接続に余裕があるから大丈夫だろうと高をくくっていたが、２時になっても一向に発車しようともしない。
一体何があったのか分からないまま、結局１時間20分遅れの２時43分に発車。
携帯のバイブが振動して目が覚めたが、苫小牧に着いている筈の５時過ぎに国盗りしたら、まだ洞爺付近を走っている有り様であった。
もはや日高本線の一番列車には乗れる訳がない。かといって、次は８時発なので、まともに乗っていたら計画がボロボロになるのは目に見えている。
早朝の日高本線で難所の日高を制圧するために苦労して計画したのに、これでおじゃんである。もともと今日の行程は緻密に組み上げたギリギリの計画なので、日高制圧に時間を取っている余裕はない。かといって、未制圧のエリアが残ったからともう一度北海道に行く気もない。
時刻表をめくったり携帯で調べたりする中で、何とかなりそうな行程が見つかったので、とりあえず苫小牧までの急行券で南千歳まで乗ると車掌に申し出る。急行は201km以上は同額なので、そのような離れ業も可能である。
この先の行程は、一旦占冠で降りて、そこから日高町に南下して制圧という案である。日高町制圧は計画の中でも案としてはあったが、「はまなす」から富川往復が効率がいいので忘れ去られていたルートであった。
一旦「スーパーおおぞら１号」でトマムに出てから、折り返し「スーパーとかち４号」で占冠入りする案も考えたが、９時半に日高総合支所行きのバスがあることが判明し、それなら「スーパーとかち１号」でも充分間に合う。釧路まで乗る予定の「スーパーおおぞら３号」は有難い事に占冠に停車する。日高町までバスは25分で行くので、単純に往復しても「スーパーとかち１号」から「スーパーおおぞら３号」までの１時間弱の間に何とか間に合う事も判明した。
しかし問題は日高町から戻るバスがないこと。12時過ぎの便ではどう考えても乗れる訳がない。
さらに占冠にはタクシー会社もないようで、どうするか難しい判断である。
ところが、その問題はひょんな事から解決した。もともと占冠は村だか、日高は町であること、さらに日高町は廃止された富内線の終着駅でそれなりの規模があることで、調べてみたらタクシー会社が１件あるのも判明した。
そこで占冠でタクシー会社に電話して、日高総合支所に着いた後占冠に折り返すためのタクシーを調達、バスで着いた後にタクシーで折り返す荒業を実行する。バスは他にお客がいなかったために９時50分過ぎに着き、そのままタクシーで折り返したので、10時10分過ぎには占冠に戻れた。もっとも余りにも接続が良すぎて、日高の街並みを撮りそびれたが(苦笑)
でも難関の日高を何とか制圧出来てホッとしたせいか、釧路までの「スーパーおおぞら３号」車中では、新得を出てからぐっすり寝込んでしまったようである…
