9月20日〜24日にかけて国盗りの旅に行ってきました。
その模様は後で書くとして。
安倍首相は復興のための特別法人税の廃止を謳っています。
それに対して麻生副総理が異論を唱えていて、自民党内でも意見が分かれているようですが。
この国盗りの旅で三陸地方に行ってきました。
その中で思ったことですが。
大船渡、気仙沼あたりはだいぶ復興の手が入っているように感じました。
2年前の秋に行って惨状を目の当たりにした陸前高田も、がれきの片づけが終わって復興が始まった、といった感じです。
私の感覚としては、岩手県にはそれなりに復興の足掛かりができたように感じます。
ところが2年前は行けなかった場所で、あまりにも酷い惨状を目のあたりにしました。
南三陸町の志津川、ここに足を踏み入れた瞬間、なんじゃこりゃ、と思いました。
レベルでいうと、陸前高田の方がまだまし、というくらいに手が付けられていない。
こんな状態で「復興の財源はもういい」というのはおかしいと思います。
安倍首相は特別法人税廃止の分を賃上げに回してほしい、と言いますが、会社がその税金の分を賃上げに使わずに溜め込んだら、意味がないですよね。
そして政府には賃上げに使え、と会社に強制する事が出来ない。
それじゃ会社が儲かって、市民はさらに厳しい思いをする、というのが目に見えているような気がしますが。
いかがでしょうね?