今日のQMA8はフェニックス組まで上がったものの、3クレイプを喰らいミノタウロス組に降格w
ここにきて例のアニゲー芸能の死亡フラグがついて回ってきました。
ちなみにミノタウロス組ではそれなりに戦えるのですが、やはり予選で芸能-アニゲーの死亡フラグコンボを降られると簡単に1落ちしますorz
それではここからAKB49のお話に。いつものように敬称略です。
吉永寛子が病院に担ぎ込まれたのを受けて、あと10分で開演というところでみのりがAKB劇場から出てしまう。
岡部愛の制止を振り切り、前田敦子に遭遇するみのり、「意気地なし」と前田に言われるが、それでも、それこそ仲間やファンに迷惑をかけると分かっていながら、みのりは寛子のためにAKB劇場を出る。
もちろん研究生チームもみのりが出ていったことで戸惑いの表情を浮かべるが、そんな中、戸賀崎は「センター不在なら公演中止、そうなったら満員でもクビにせざるを得ない」と研究生に言い放つ。
そんな戸賀崎もみのりの気持ちは痛いほど分かるが、真のアイドルとしてみのりはそこまで昇っていないと判断し、秋元康も読みが外れることがあるようだ、と思った。
そこから大きな変化が起こる。
まずは選抜チーム。みのりが出ていったのを見た選抜チームは、先にいた前田に状況を聞くが、それを聞いた高橋みなみが笑顔で「今になって逃げるなんてあり得ない」とみのりを擁護し、今自分達にできることは、と選抜チームに号令をかける。
そして研究生チームも戸賀崎に公演開始の30分延長を申し出る。
全員が頭を下げ、戸賀崎が「岡部をセンターに、アンダーを立てて即時実施」を主張したのに対し、岡部が、
「30分延長してもみのりが戻ってこない場合は(自分がセンターとして公演をする上で)私たち(研究生)全員をクビで結構」と言い放つ。
研究生も岡部の発言に一瞬ビックリするものの、次の瞬間表情を引き締めて、「自分達がここまで来れたのはみのりのおかげ、自分達がみのりを信じなくて誰が信じる」と戸賀崎に迫る。
それでも30分は持たせられないと戸賀崎が言おうとした矢先、ステージで異変が起こる。
観客としてAKB劇場に入った選抜チームがステージに上がって、「研究生公演の前座ガールズ」としてトークを始める。
研究生チームも状況がつかめずに唖然とするが、高橋みなみを中心としてフリートークが始まる。
ある意味吉永寛子の状況が不安で公演をすっぽかしてしまったみのりだが、ある意味研究生チームでも「エースと副官」という関係*1なので、みのりの気持ちもみんなも分かるとは思うのだ。
でも実際には戸賀崎や前田の話にある通り、アイドルはそんなこともおくびに出さずにステージを務め上げる責務がある、それも事実である。
でもAKB48はそもそも「完成されたチーム」ではなく、「成長をしていく過程も見てもらうチーム」という趣旨からすると、『たかみな先輩』があえてみのりの暴走を容認した気持ちも分かる気がする。
みのりは決して逃げるメンバーではない。恐らく寛子の容態を気にして動いただけで、納得できれば劇場に戻ってくる。それを信じているような口振りであった。
ここで大事なのは、公演の根幹を揺るがす大事にも関わらず、「AKBの良心」ともいえる『たかみな先輩』がみのりを信じてみのりの行動を容認した上で、選抜メンバーに「研究生公演の前座」をするように指示を出すことである。
普通なら1軍のエースが2軍の試合前に顔見せをするようなものである。普通ならそんなことはやる必要もないし、やろうとしないのが普通である。
でもAKBでは、そういうことも当たり前に行われるようである。実際に高橋みなみさんは研究生公演のアンダーも務めた経験もある。
いじられキャラの高橋さんも、ここぞという時には決して振れないし、自分が率先して取り組むから、みんなもある意味「たかみなに逆らえない」雰囲気を感じているのかもしれません。
もちろん他のメンバーも、高橋さんがけっして間違ったことをしないことを知っているから、しっかりとついていけると感じているのだろうと思うのです。
一生懸命チームが成長するために必要なことをして、実際に研究生チームを「チームみのり」と呼ばれるくらいに一枚岩にしたみのりを、『たかみな先輩』もしっかりと認めているのである。だからこそ、損な役回りでも研究生チームのために頑張ろうと思えるのだろうし、それをみんなも分かっているように思います。
恐らくみのりは目を覚ました寛子の願いで劇場に戻り、選抜が前座ガールズを務めたこと、研究生のみんながみのりのために30分開演を遅らせようとしたことを知ると思います。それを知ったみのりは、仲間のために、選抜チームのために、そして寛子のために今日の公演をしっかりと牽引していく気持ちを新たにすると思います。
それにしても…
フロントラインが前田敦子さん、大島優子さん、高橋みなみさん、板野友美さん、渡辺麻友さんの「研究生公演前座ガールズ」というのもある意味強烈、ですよねw