スーパー白鳥13号運行記録3

このブログは超ぐうたらワンマン運転士の日常(もはや気が向いたら、という気もw)を書いたブログです。はてなダイアリーで公開していた運行記録2が今年の春になくなるため、新たに作成しました。2005年11月4日…「運行記録2」暫定開業/2005年11月14日…「運行記録2」本格開業/2019年1月13日「運行記録3」移行開業

もうひとりの「高橋みなみ」

 そういや先週も書いていなかったですね。
 いろいろとあって書けなかったみたいで、申し訳ありませんm(_ _)m
 それでは今回も2週分まとめて書きましょうか。


 以下敬称略ね。てかタイトルも敬称略してますねw


 新年の挨拶、秋元康はウサギを抱いて登場(笑)
 その席で、約束の期限を1月18日と決定したことを研究生に伝える。その中で秋元に、「自分達はどうしたらいいのか、近道になる方法を知っているか」と聞くが、秋元は「わかりません」と突き放す。
 秋元は研究生と別れた後、戸賀崎に「私は鬼か」と聞く。戸賀崎は正直にはいと答えた後、「でも彼女たちに与えた試練は間違っていない、彼女たちは予想を遥かに超えて急速に成長している」と意見する。


 そんな中みのりは劇場現場チーフのサクラに出会う。Aの公演が夜なのに今頃から掃除をしているサクラに疑問に思う中、研究生から「効率が悪い、トロい」といわれる始末。ついでに携帯をやりながら舞台に入ってきた岡部が蹴つまづく始末。みのりが「ケータイ見ていたお前の不注意」と諭しても、岡部は「影が障害物になってどうするの?」と自分が悪いとは思わない態度。
 岡部が消えた後、みのりがサクラを手伝おうとするが、みのりの拭き方を見たサクラは慌ててみのりに掃除をさせるのをやめさせる。
 みのりはなにが彼女を怒らせたのか分からないまま、とりあえず研究生公演が満員になるかを聞くが、サクラは正直に満員は無理だと思う、そうみのりに宣言する。


 みのりはその理由を聞こうとするが、サクラはわからないと笑い飛ばす。そして準備を急がなくちゃ、と焦る。
 みのりはそんなサクラの様子に「やはり手伝う」と言って手伝うが、せりを1枚1枚丁寧に拭き、パネルをきれいに磨き、マイクを整頓する、そんな仕事を着実にこなす。それがどんな意味になるか分かりかねるまま、みのりはサクラを手伝う。


 一方で高橋みなみ指原莉乃がAKB劇場に向かう。指原からサクラが来ていることを知らされる高橋は、指原に説教をくれながら*1サクラがいることに嬉しそうな表情を見せている。


 みのりが一通り掃除を終えた時、サクラの所に高橋が話しかけていて、しかもガールズトークの真っ最中で出られなくなる。
 そんな中、サクラの拭き方を見た高橋は嬉しそうに、せりの拭き方やパネルの磨き方、マイクの置き方の意味を説明する。それを聞いたみのりは、サクラのしていたことの意味に気付き、自分の考えの浅はかさに愕然とする。
 そして、研究生を見てのサクラの評価を聞いた高橋は、「私はきっと(研究生が劇場を満員にすることが)できると思う」と素直に話す。これだけいいスタッフに支えられているのだから、うーんと輝くことができるはずだよ、そう高橋は笑顔で言うが、おそらくそれ以上に、研究生チームのセンター・浦川みのりの存在が高橋にそう言わせているのかもしれない。
 そんなところに当のみのりがひょっこりと顔を出す。みのりに恋心を寄せている高橋は真っ赤になりながら焦りの表情でみのりを見るが、みのりはサクラに「裏方の思いに報いるように精一杯努力する」そう言って舞台を後にする。
 ガールズトークを聞かれたかと思った高橋は、みのりがその件に触れなかったことにホッとした表情になるが、サクラはみのりの言葉に、同じ匂いの子のことを思い出して笑い出す。


 翌日、サクラがリハの声かけをするが、みんな話を聞こうとしない。吉永寛子がなんとかみんなに声かけをしようとするが、みのりがクラッカーでわざと大きい音を出して、みんなに「リハ始まる」と指示を出す。そしてサクラに「今日もサポートお願いします」と言ったみのりに、これまでの表情とは違うキリッとした表情で、「行こう、浦川さん!」と応えるサクラ。


 そんなみのりに岡部が突っかかってくる。岡部はみのりに「チームのセンターとしてステップやターンの練習をしたらどうなのよ」と詰め寄るが、逆にみのりは岡部に「お前もそのうち自分が誰かに照らされていると分かる」と逆に突き放す。
 現センターと前センターの反目はサクラに伝わるが、戸賀崎はそれでも、失敗は許されないとつぶやく。


 ここまで敬称略でした


 ここに来てまたしても浦川みのりと岡部愛が冷戦状態に突入する。それはお互いに自分の考えるセンター像の違いから来ているように考えられる。
 岡部の考えているセンターは前田敦子さん。自分がチームの中心として演技でみんなを引っ張っていくスタイルがセンターの素質ではないかと考えているようである。
 それに対し、浦川みのりのセンターの考えは、前田敦子さんではなく高橋みなみさんのスタイルではないか、と思われる。もちろん自分は最初は何もできない。失敗を繰り返したりもする。その中で、自分はどうあるべきか、どうすればチームをまとめられるか、それを一生懸命探して見つけ、そして生かしていく。その中で、自分一人の力だけではなく、誰かの支えがあるから自分がいる、それに気が付いて成長しているのが今の浦川みのりであるように思える。


 その姿、実は他ならぬ高橋みなみさんの姿ではないかと考える。
 チームAのキャプテンであり、事実上のAKB48総合キャプテンの高橋さんも、最初は「群を抜いてダンスが下手」で「自分のせいで振り付けを変えられた」経験もあったわけです。それを努力で上達させ、その中で様々な人のつながりがあったから今の自分ができていることに気付いたのでしょう、だからこそAKB48の「良心」ともいえる、AKB屈指のリーダーシップとバランス感覚を持ったキャプテンに育ったのではないかと思うのです。
 そして浦川みのりの言動に、高橋さんの姿がダブって見えてくるようになってきました。
 裏方の仕事を手伝い、裏方の思いに気が付くとそのことに感謝して自分達も努力することを誓い、そして自分が率先して引っ張っていく姿勢。サクラさんも浦川みのりにもう一人の「高橋みなみ」を見たから、高橋さんの前で笑い、真剣な表情で浦川みのりの思いに応えようとしたのだと思います。


 次回は前田敦子さん型のセンターをみのりに求める岡部と、知らず知らずのうちに高橋みなみさん型のセンターに動き出したみのりとの軋轢が見物、ですね。


 ちなみに、どうしてAKB49で高橋みなみさんが可愛く描かれているか、何となくこのエピソードで分かった気がします。

*1:そこでヘタレさっしーは相変わらずの土下座w 相変わらず楽しいコンビであるw