スーパー白鳥13号運行記録3

このブログは超ぐうたらワンマン運転士の日常(もはや気が向いたら、という気もw)を書いたブログです。はてなダイアリーで公開していた運行記録2が今年の春になくなるため、新たに作成しました。2005年11月4日…「運行記録2」暫定開業/2005年11月14日…「運行記録2」本格開業/2019年1月13日「運行記録3」移行開業

最長片道きっぷのルートについて思ったこと

 今日久しぶりに思い付いて、以前のブログに掲載していた「JR在来線最長片道きっぷの旅」の修正を行っていました。


 でその中で色んなサイトを閲覧させていただいていました。
 まずは、このブログの事がかかれているこのサイトです。
「最長片道きっぷルートの変遷1961ー2020」
http://www.desktoptetsu.com/saichohensen.htm#2
 ここには最新版として2018年版が最後の方に載っているのですが、その後2019年に山田線宮古~釜石間の三陸鉄道の移管に伴う暫定ルートの正式ルート昇格が決まり、2020年には気仙沼線(柳津~気仙沼間)、大船渡線BRT区間(大船渡~盛間)の鉄道運営の廃止*1に伴い、現在では以下の通りとなっています。

 (田沢湖線)盛岡(東北本線)一ノ関(東北新幹線)古川(陸羽東線)小牛田(石巻線石巻仙石線)仙台(東北新幹線

 ところでこの話を見ていると、1つおかしいサイトを見つけまして。

http://uritoboo.com/boo/JR/

 話によると、普通に考えられる北海道→九州のルートではなく、一旦九州に寄った後、また本州に戻り四国に行く、という珍妙なルートでして。
 何かおかしいなと思ってたどったわけです。

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 これを見ると分かるのですが、確かに本州側の入り口は下関と新下関に分かれ、新下関から入り、下関と新下関の中間にある幡生から出ることが可能のように見えます。
 ところがこの両ルートを見ると分かるように、この両ルートは必ず小倉を通るのです。
 そして次の条件が出来ます。
1 片道きっぷは原則として同一駅を2度通った時に運賃計算が打ち切られる。(小倉を2度目に通った時点でアウト)
2 新下関から博多間は利用線区を指定して乗車、という事を記述しているだけで、あくまでも在来線も新幹線も途中の小倉以外の在来線上にない新幹線駅がない以上、新幹線と在来線の別線扱いは行わない。(在来線の下関~小倉~博多間がJR西日本の新幹線とJR九州の在来線で運賃が違うための措置*2
 でそれを知っていれば当然四国に行けるわけがないのですが…
 13年前からずっと変えていないのですから、その規則を知らないのかもしれませんね。鉄道屋さんには常識としかいえないルールなのですが…

*1:かのサイトでは11月13日となっていて、当初はJR東日本もその日で届け出したのですが、1月31日に廃止を4月1日に前倒しした旨報告がありました。ソースは https://trafficnews.jp/post/93438 

*2:これについては諸説色々取りざたされ、小倉~博多間では小倉~博多に行った後桂川に抜けるときに複乗になるのを利用して、とかありましたが、これは分岐点を通過する列車に乗車する場合の特例で定められている区間なのであって、小倉~博多を経由して、折尾から筑豊本線に載るのは片道きっぷとしては完全にアウトです。あくまでも「在来線に新幹線の停車駅がない駅を挟む区間」だけが別線扱いを受けるのです。